「福島区地域自治体学校」を開催しました。

 2月22日(土)午後2時から、福島区民センターで「福島区のまちづくりと都構想を考えるつどい―福島区地域自治体学校」(福島区地域自治体学校実行委員会。大阪自治体問題研究所が主催)が開催されました。参加者は80名を超え、地元の町内会長さんも多く参加されました。

 中山徹(奈良女子大学教授)先生の講演では、大阪都構想に向けて行なわれていることや大阪経済の再生はできないこと、市民向け施策は低下することなどについて、具体的事実をあげて話され、「雇用の安定、賃金の上昇、医療・福祉施策の充実こそが大阪再生のための緊急対策」「革新的諸団体と保守的諸団体の連携で、新自由主義的地域再編成から地域を守り発展させよう」と強調されました。

 また、区内で取り組まれている様々な取組みから「学校選択制」「保育所現場からの報告」「福島安心の店ネットワーク」「野田地区ミニウォッチング」「淀川左岸線」「医療現場からの報告」など福島区の実態や課題についての報告を出し合いました。

 参加者からは、「大阪都についてよくわかった」「橋下市政の乱暴な街こわしの反市民性が浮き彫りになった」「二重行政・住みよく便利のウソとペテンを見破り広げていきたい」などの感想が出されています。

 今後引き続き、都島区(3月16日・おおさかパルコープ本部)と中央区(3月30日・大阪府社会福祉会館)で開催します。