市町村合併点検シートは、個別の合併ケースごとに、合併前と合併後とでどのような変化があるかを点検する目的で、関西地域の6つの自治体問題研究所で設立した「関西の市町村合併と自治体自立の研究会」が作成したエクセルファイルです。
市町村合併点検シートは、5市町村までの市町村合併に対応した「5市対応版」と、10市町村までの市町村合併に対応した「10市対応版」があります。合併市町村数に応じて利用してください。
合併点検シートは、今後、より記入しやすく、また、より合併の現状を把握しやすいように改良を重ねていく予定です。改良するに従ってバージョンナンバーがVer.1.0からVer.1.1やVer.2.0のように上がっていきますので、ダウンロードの際にはご注意ください。
シートは、合併の事案ごとに作成するようになっています。1つの事例ごとに「シート1」から「シート4」までの4種類のシートから構成されています。
シートは点検項目ごとに、合併前の市町村別の状況(シートの左側)と合併後の状況(シートの右側)とを記入するようになっています。
「シート1」は、「合併の経過等、人口・面積」に関するものです。
「シート2」は、「施策」に関するものです。施策は多岐にわたります。シートは数枚に分かれています。
「シート3」は、「議会、議員、地域自治組織、広域行政、財政、庁舎」といった行政組織に関するものです。
「シート4」は、「新市建設計画(財政計画)、特記事項」に関するものです。
このシートは、誰でも記入できます。ただし、記入したシートは必ず大阪自治体問題研究所(oskjichi@oskjichi.or.jp)にお送りください。記入されたシートは、順次公開してゆきます。
記入するにあたって、最初に「ファイル」-「名前を付けて保存」で、ファイル名を例えば「東近江市_点検シート.xls」のように変更してください。
すべて項目を記入するのが難しいときは、分かるところから記入していってください。
合併協議会の資料のほとんどは、総務省内のホームページ「合併デジタルアーカイブ」から見ることができます。
全国市長会もホームページ内で「合併情報」をまとめています。
上記二つ(総務省・全国市長会)のデータは行政から見た資料です。これだけではなく、合併に関わる運動を進めた目から見た情報や批判的視点からの情報も重要です。記入にあたってはその点も考慮してください。
市町村数が10を超える合併の場合には、市町村名を増やすことも可能です。増やしたシートが必要な場合には、大阪自治体問題研究所にその旨を記入してメール(oskjichi@oskjichi.or.jp)で請求してください。
記入方法などで不明な点があれば、下記の研究所に問い合わせてください。