トピックス - 研究年報13 大阪自治体問題研究所編
『地域主権』改革と地方自治
<特集論文>
加茂利男・立命館大学大学院教授
「地域主権改革」の理想と現実〜
岡田知弘・京都大学大学院教授
『地域主権改革』と地域経済・暮らしのゆくえ〜
地域主権戦略会議が主導的にすすめる道州制も含めた「地域主権改革」は、新自由主義的な政策へと回帰してきている。いま、住民自治を基礎とした地方自治像が求められている。
<公募論文>
黒田 充 (自治体情報政策研究所)
「新旧政権による社会保障カード、及び、番号についての議論に関する考察」
横溝 幸徳 (大阪自治体問題研究所研究員)
「住民の政治的共同体としての府県の特質と道州制への疑問」
<研究ノート>
佃 孝三 (大阪自治体問題研究所研究員)
「海と温泉のまち白浜町下水道事業の資金不足―税負担と受益者負担の均衡」
<書評>
栗本 裕見 (佛教大学非常勤講師)
後房雄著『NPOは公共サービスをこえるのか次の10年への課題と戦略』
自治体研究社発行・1500円(定価+消費税)