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4月14日に第10回研究会を開催しました。
「大阪市・過去の合区問題について」(初村尤而研究所主任研究員)と「橋下市政下における区政改革と特別区設置協議について」(柏原誠大阪経済大学准教授)の2つの報告を受け、大阪市におけるこれまでの行政区再編成の動きと指定都市における「区」とはなにか、橋下市政下での区役所・コミュニティ施策の動向と住民自治のあり方などについて討論しました。
今月号は、「地球温暖化対策と再生可能エネルギーへの転換」をテーマに、「日本のエネルギー政策の転換と地方自治」(植田和弘京都大学大学院教授)、「地域経済の基盤としての自然エネルギー生産と循環型経済」(井内尚樹名城大学教授)の2つの論文と、市町村アンケート調査結果や堺市や高槻市及び民間事業者の取組みの取材記事を掲載しています。
また、衆議院選挙後の地方自治や大阪都構想の動きについて、『「維新の会」の国政進出と地方自治のゆくえ』(鶴田廣巳関西大学教授)、『特別区設置協議会への移行で強引に進められる「大阪都構想」』(柏原誠大阪経済大学准教授)の2つの論文を掲載しています。
松原市職員労働組合と大阪自治体問題研究所の共同で進めてきました「第4次松原まちづくり研究会」(代表:中山徹奈良女子大学教授)の報告書「みんなつながれ笑顔の松原―松原市政白書パートIV」がまとまり、4月10日、(株)自治体研究社から出版されました。
2月号は、「西成特区構想からみた貧困と福祉」を特集してます。
「西成特区構想と市政改革プラン」(藤井えりのさん)、「ホームレス問題からみた西成問題」(中山徹さん)、「通天閣・新世界からみた釜ヶ先」(酒井隆史さん)などに加え、現地で地域を支える活動をされている、萩之茶屋第6町会長の西口宗宏さん、釜ヶ崎再生フォーラム事務局長のありむら潜さん、カトリック大阪大司教区こどもの里館長の荘保共子さんの取材をまとめています。
今月号から、新しく「大切にしたい『農』の魅力」(服部愛子さん)、「世界で吹いている変革の風」(梅田章二さん)の連載が始まりました。
メールマガジンは会員の皆様等に、イベントの案内、活動報告、地方自治に係る情報提供などを行うものです。長らく発行できていませんでしたが、今号からリニューアルしてお届けします。よりよいものとするため、ご意見・投稿などどしどしお寄せください。
「おおさかの住民と自治」12年12月号から連載しています「あのまちこのまちから」をホームページにアップしました。この連載では、大阪府内各地での、まちづくりやいのち・暮らしを守る住民の取組みについて紹介していきます。皆さんの取組みなどお寄せください。
日時 2011年11月19日(土)
18時〜20時30分(開場17時40分)
会場 吹田市文化会館メイシアター 1階 集会室
(阪急千里線「吹田」駅スグ)
参加費(資料代) 500円
内容
I 東日本大震災被災地の現状報告
「都市の復興と文化の復興」
仙台フィルハーモニー管弦楽団 専務理事 大澤隆夫
II パネルディスカッション
コーディネーター:樫原正澄 (社)大阪自治体問題研究所副理事長、関西大学教授
パネリストと演題
市民文化と公共文化施設
荒起 一夫 (財)吹田市文化振興事業団理事長)
子どもの未来と文化
正置 友子 絵本学研究所主宰、青山台文庫主宰、関西学院大学大学院非常勤講師
文化産業と地域経済
森脇 宏 (株)地域計画建築研究所(アルパック)大阪事務所所長
都市文化と文化行政
金森 重裕 大阪文化団体連合会事務局長
主催 (社)大阪自治体問題研究所、(財)吹田市文化振興事業団、大阪文化団体連合会
大阪自治体問題研究所は、2011 年7 月4 日〜5 日に長野県飯田市と同県下伊那郡阿智村を視察しました。
二日目の5 日には、当研究所の町村自治確立研究会のメンバーなど13 名が阿智村を訪ね、岡庭村長初め、職員、村議会議員などと懇談し、同村における小さくても輝く自治体づくりについて学びました。
大阪の文化状況に焦点をあて、研究年報14『都市と文化』を発刊しました。
今日求められている創造都市に向けた文化・芸術の取り組みを『病める巨大都市・大阪』を社会包摂する『草の根のアートの力』・『大阪文化の現代的諸相』を様々な視点から論じました。
大阪府や市町村における文化行政の実態と照らし合わせて、是非ともご購読いただきたい一冊です。
お申し込みは研究所・事務局まで。