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いよいよ11月22日が大阪府知事・大阪市長のダブル選挙です。
橋下大阪市長は、「2重行政解消・都構想のバージョンアップを掲げて戦いたい」と言っています。この問題は、5月17日の住民投票で、大阪市民が示した良識でそでに決着済です。民意をないがしろにする維新政治と今度こそ決別する絶好のチャンスです。9月に発行したブックレット『2015秋から 大阪の都市政策を問う』は、ダブル選挙に問われる都市政策を提案しています。ぜひご購読ください。
橋下維新の重大な改革の一つが、大阪市立大学の廃止と大阪府大への統合問題です。
まっとうな自由民主主義の生命線である「言論の自由」の中心に位置するのが、「学問の自由」であり、それを担うのが「大学」という存在です。
したがって、この大阪市立大学の廃止・府立大学への統合は、第3回シンポジウムで論じた橋下維新の、反自由主義的な「ブラックデモクラシー」政治の象徴とすら言い得るものとなっています。
ついては、第4回シンポジウムでは、この問題を真正面から捉える事を通して、橋下維新の政治手法とは一体如何なるものかを「理性的」に論じ合う事を企図しています。
どうぞ宜しくお願い致します。
藤井 聡
ギリシャの財政危機の情報の中で、「公務員の数が多い」「年金が高い」など、この危機があたかも国民の放漫体制にあるかのごとき報道がなされていますが、果たして本当なのでしょうか?
そこで、ヨーロッパにおける新自由主義や移民排斥問題に関する研究をされており、また、揺れ動くギリシャ情勢にも詳しい、同志社大学グローバルスタデイ研究科の菊池恵介先生の話を聞こうと、このたびWSF-osaka(世界社会フォーラム大阪実行委員会)主催で講演会が開催されました。その記録を菊池先生のご厚意で、掲載させていただきます。